情報処理安全確保支援士の申請手続き2017/01/31

先日、情報処理安全確保支援士の申請をしたのですが、申請のための書類を集めるのが結構手間でした。

市役所で住民票を、法務局で"登記されていないことの証明書"を取得しなければならないのです。 法務局は平日しかやっていないので、有給休暇とって行きました。

前日に予め、申請書類や役所での取得書類の請求用紙を家で記入しておいたので、比較的スムーズに済んだかな。

申請手続きの手順

必要な書類

  • ①登録申請書
  • ②誓約書
  • ③登記されていないことの証明書(法務局で取得)
  • ④身分証明書(本籍のある市役所で取得)
  • ⑤情報処理安全確保支援士合格証(情報セキュリティスペシャリスト合格証)のコピー
  • ⑥戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(市役所で取得)
  • ⑦登録事項等公開届出書
  • ⑧登録申請チェックリスト

申請書類のダウンロードと記入・印刷

まず、IPAの情報処理安全確保支援士のページで、 真ん中ぐらいにある「3.登録手続きについて」のところから「手引き」と「様式」の計5つのpdfをダウンロード。 pdfのファイル名が番号だけなので、あとで分かるように「名前を付けて保存」しておく。

  1. 登録の手引き
  2. 登録申請チェックリスト
  3. 登録申請書(PC入力用)
  4. 誓約書
  5. 登録事項等公開届出書

それから、法務局の登記されていないことの証明書の申請方法のページで、 下のほうにある【申請書・記載例】というすぐ下にあるリンクから、以下のファイルをダウンロード。

  1. 登記されていないことの証明申請書(ファイル名:001176586.pdf)

最後に、住んでいる市の役所のサイトなどから以下の請求用紙をダウンロードしておく。

  1. 身分証明書(身元証明書)の請求用紙 ※本籍がある市役所で取得する
  2. 住民票の請求用紙

身分証明書の請求用紙は、市役所によって違うかもしれませんが、 戸籍証明等請求書とか、戸籍関係請求書という名前みたいです。 本籍のある市役所で取得しないといけないので、本籍地が住民票のある市役所とは別の場合、郵送で請求することになります。 このページでは、本籍と住民票が同じところにあるとして進めていきます。

必要な書類の⑥で、「戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し」とありますが、 一般的に戸籍謄本などより住民票のほうが取得手数料が安いので、住民票でOK。

1.登録の手引き

7ページ目に登録手数料の振込先が書いてあるので、インターネットバンキングで振り込んだら、 振り込み完了画面を印刷して登録申請書に張り付けます。

ATMなどで振り込む場合はこの7ページ目のみを印刷しておくと良いです。 振込先口座が三菱東京UFJなので、自分の口座がUFJであればネットバンキングで振込手数料を無料にできます。

2.登録申請チェックリスト

印刷して、氏名を記入。

これから、準備できた項目の□にチェックしていきます。

封筒が家にあれば、この時点で表書きと裏書きを書いておく。

3.登録申請書

登録申請書をAdobeReaderで開いて、必要事項(水色の箇所)を入力。

情報セキュリティスペシャリストを持っている場合は、支援士となる資格の欄は 「1.情報処理安全確保支援士試験合格」に〇をして、合格証書番号を入力します。

印刷は、1ページ目の下にある、「申請書印刷」ボタンで行います。 ボタンを押すと、右上にQRコードが生成されて印刷されます。 (AdobeReaderツールバーの印刷アイコンを使うと生成されないので注意)

印刷したら、氏名・フリガナ欄と、署名(自署)を手書きで記入して、押印。

4.誓約書

そのまま印刷して、自宅住所、氏名、生年月日、日付を手書きして、押印。

5.登録事項等公開届出書

2ページとも印刷して、1ページ目にIPAのサイトで公開する項目に〇を記入。2ページ目はアンケートを記入。

氏名と日付を手書きし、押印。

6.登記されていないことの証明書

申請書をAdobeReaderで開くと、各項目を入力できます。

  • 「請求される方(請求権者)」に自分の住所氏名などを入力
  • 「証明事項」の欄は、一番上の「成年被後見人,被保佐人とする記録がない。」にチェック
  • 「証明を受ける方」の欄に、氏名、生年月日、住所を入力。 申請書類の必要書類⑥で住民票を提出する場合は、本籍は必要ないようです。(住民票と本籍が別の場合は必要かも)

記入したら1枚目のみを印刷。

7.身分証明書(身元証明書)

請求用紙を印刷して、必要事項を記入。

8.住民票

請求用紙を印刷して、必要事項を記入。

必要書類の取得と提出

上記で準備段階は終わり。で、平日に役所巡りです。

1.市役所で住民票と身分証明書を取得

たいていの市役所は朝8時半からやっているので、朝イチで行って取得してきます。 朝は空いているのでスムーズに取得できる。私は9時前ぐらいに行きましたが、待ち時間はありませんでした。

2.法務局で登記されていないことの証明書を取得

登記されていないことの証明書は全国の法務局・地方法務局の本局でしか取得できません。 東京であれば九段下にある東京法務局の4階、後見登録課で取得します。

平日でも結構な人が並んでいました。同じ4階に証明書取得手数料の収入印紙を売っているので、先に収入印紙を購入。 並んでいると、職員の方が印紙貼り付け用の水スポンジを持って来てくれました。

並んでいる間に、免許証などをすぐに出せるように準備しておきます。窓口で本人確認後、番号札を渡されます。 証明書が発行されるまでに20分くらいかかります。 病院の待合室みたいになっていて、証明書が発行されたら天井付近にあるディスプレイに番号が表示され、呼び出されます。 番号札と引き換えに証明書を受け取って完了。

3.郵便局で登録免許税の収入印紙を購入、簡易書留で提出

郵便局で登録免許税の収入印紙(¥9,000)を購入し、登録申請書の2ページ目に貼り付けます。 法務局まで行ったなら、すぐ近くに(地下鉄出入口から出たら見える)九段下郵便局があるのでそこが便利。

登録申請チェックリストを見て、書類や振り込みに抜けがないかを確認。

宛先を書いた封筒に必要書類を入れ、簡易書留で提出します。

以上で登録申請手続きは完了。